
投稿が誰にも届かない原因の診断|公開設定・重複・分類を特定する
「届いていない」の半分は、そもそも公開されていません
投稿処理は毎日成功している。ログにも「投稿完了」と出ている。なのに数字が0のまま。
この状態で最初に疑うべきなのは、内容でも投稿時刻でもありません。その投稿が配信の対象に入っているかどうかです。アップロードが終わったことと、公開されたことは別で、投稿処理の側からは区別がつきません。
自分のアカウントを開くと普通に見えている、というのも判断材料になりません。ログインしていない人に見えているかどうかが問題だからです。
検査する9項目
上ほど「自分では気づけない」ものです。
- 「確認中」扱いのまま下書きに残る — 投稿処理は最後まで走り、成功として記録される。実際には一覧では下書きのまま
- 公開範囲が非公開・限定公開・下書き — 自分からは正常に見える。おすすめや検索の対象に入らない
- 同一タイトル・同一内容の重複アップロード — 先に出た1本以外がほぼ0になり、さらに全体の配信が絞られることがある
- 興味分類と投稿ジャンルの不一致 — 別ジャンルを混ぜると、どちらの層にも届かない中間状態になる
- 言語設定と実際の視聴地域の乖離 — 言語を切り替えても視聴者の内訳が変わらないことがある
- キャプション・タグの文字化けで全タグが無効化 — 画面上はタグに見えても全部が無効なタグになっていて、検索の入口が消える
- 本数を増やしても配信が増えない上限 — 増やした分がそのまま0本として積み上がる
- 縦横比・尺・音声が配信面の要件から外れている — 投稿自体は通るのでエラーが出ない
- 再生数で判断していて視聴維持率を見ていない — 初速では再生数が揃うので、差は最後まで見られたかどうかに出る
返ってくるもの
判定サマリーで、「そもそも公開されていない」のか「公開はされていて届いていない」のかを先に切り分けます。この2つは打ち手がまったく違うので、ここを混ぜたまま対策すると時間を無駄にします。
指摘は重い順に並べ、それぞれに「該当する投稿 → なぜ届かないか → どう確認するか → どう直すか」を付けます。
再発させないための作り方も返します。公開範囲は投稿処理の設定値ではなく投稿後の一覧の状態で確認する、タグは貼り付けたあと読み戻して照合する、1つのアカウントに別ジャンルを混ぜない、といった形です。
確認手順は、設定値や投稿ログではなく起きた事実の側で見る形にします。ログアウトした状態で公開URLが開けるか、一覧の状態列が公開になっている本数が出したはずの本数と一致するか、タグをそのまま押して一覧に飛べるか。
症状から引けます
| 症状 | 最初に疑うもの |
|---|---|
| 投稿処理は成功。一覧に見当たらない | 1(確認中のまま下書き) |
| 自分では見えるのに数字が0 | 2(公開範囲) |
| 同じ内容が一覧に何本も並んでいる | 3(重複アップロード) |
| 一部のジャンルだけ極端に低い | 4(興味分類の不一致) |
| 検索やタグから1件も入ってこない | 6(タグの文字化け) |
| 本数を増やしたのに合計が伸びない | 7(配信の上限) |
貼るもの
投稿の公開範囲設定、直近の再生数・表示回数の一覧、同じタイトルの有無の3つで、いちばん精度が出ます。一覧が長い場合は直近10〜20本で足ります。
数字の一覧だけ、症状の説明だけでも受け付けます。情報が足りない時は、何を追加で見てくればいいかを先に返します。足りないまま原因を断定することはしません。
正直な限界
- あなたのアカウントを見に行きません。 判定するのは貼られたテキストだけです。投稿することも、設定を書き換えることも、管理画面を開くこともしません。返すのは「あなたが自分で確認する手順」と「直し方の案」です
- 原因が1つに絞れないことがあります。 届いていない状態は、複数の要因が重なって0になっていることがあります。その時は候補を確度の順に並べ、どれを先に確認すれば切り分けられるかを返します。断定はしません
- 配信側の仕組みは公開されていません。 ここで扱うのは、投稿する側で確認・変更できる範囲だけです。どう配信されるかを保証することはできません
- サービスの仕様は変わります。 画面の名前、状態の呼び方、短尺の面に載る条件は更新されます。判断できない場合はその旨を明示します
- 内容そのものの良し悪しは範囲外です。 見るのは「配信の対象に入っているか」までで、企画・構成・見せ方の評価はしません
- 過去に失われた数字は取り戻せません。 重複や下書きで沈んだ分は、次に同じ形にしないための作りを提案するところまでです
断ること
理由を添えて断ります。配信の判定や制限を回避するための作り方、数字を実際より多く見せるための操作やそう見せる文面、各サービスの利用規約に反する自動処理、認証情報を投稿処理の引数やキャプションに平文で置く書き方、他人のアカウントを許可の確認なしに調べる前提の設計。
