
Nikkei Decoder | What Moved the Index Today
これは何か
日経平均が動いた「理由」を、寄与度・業種・需給の3方向から分解して返します。ニュースの見出しではなく、数字で。
出力サンプル(2026/7/24 大引け)
■ 指数
日経平均 64,611.15円(-1,811.45 / -2.73%)
TOPIX 4,011.31(-42.57 / -1.05%)
東証プライム売買代金 8兆4,378億円(前日比 -1.50%)
■ 寄与度分解
値下がり寄与1位:東京エレクトロン / 2位:アドバンテスト
→ 日経の下落率はTOPIXの2.6倍。市場全体ではなく、日経寄与度の大きい値がさ半導体が指数を引きずった構図。
■ 業種別(33業種:値上がり11/値下がり22)
上位 医薬品 +1.76% / 鉱業 +1.51% / 保険業 +1.33% / 海運業 +1.31%
下位 非鉄金属 -3.20% / 電気機器 -2.77% / 化学 -2.14% / 機械 -1.80%
■ 読み
大幅安にもかかわらず売買代金が前日比マイナス。セクター間で資金が移動しているなら売り手・買い手の双方で商いが立つため総額は増えるはずで、減っているということは、半導体から抜けた資金がディフェンシブに向かったのではなく市場の外に出た可能性が高い。逆行高した医薬品・保険も「買われた」というより「売られなかった」に近い。
何を見ているか
- 寄与度分解:どの銘柄が指数を何円動かしたか
- 日経とTOPIXの乖離:指数の歪みと市場全体の実態を分ける
- 東証33業種の強弱
- 年初来高値/安値の更新数:騰落の広がりを正直に見る
- 売買代金と売買高の乖離:値がさ株に偏った上昇を検出する
- 需給:信用残、信用評価損益率、空売り比率、投資部門別売買状況
設計上の原則
売買代金の増加を「資金流入」とは書きません。売買には必ず相手がいるので、代金が増えても市場に入った資金が増えたわけではないためです。ネットの資金流出入が実際に分かるのは、投資部門別売買状況の差引・ETFの設定解約・信用残の増減の3つだけ。この区別を守ったうえで「関心の集中」と「資金の流入」を書き分けます。
使いどころ
- 大引け後に、その日の相場を自分の言葉で説明できるようにしたいとき
- 「◯◯懸念で下落」というニュースの説明が本当か確かめたいとき
- note や X で相場コメントを書く前の一次情報の整理
- 指数だけを見て強気・弱気を判断する前のセカンドオピニオン
出典
JPX(投資部門別売買状況・業種別統計)、株探、東証。すべて一次情報、または一次情報に基づく公開データです。
FAQ
Q. いつ実行するのが良いですか
大引け(15:30)以降です。当日の確定値が出そろいます。投資部門別売買状況は毎週第4営業日(通常木曜)15:30更新なので、木曜以降だと需給の情報が新しくなります。
Q. 個別銘柄の売買推奨はしますか
しません。事実と、そこから読み取れる構図の提示までです。投資判断はご自身で。
Q. 休場日はどうなりますか
土日祝は取引がないため、直近営業日の内容と週次の需給データを返します。


